【完全版】過去問分析のやりかたを徹底解説。1回解いただけで終わりにしていいと思ってるの?
こんにちは。りゅうです。
今日は、
受験勉強で最も重要な、
「過去問分析のやり方」
について解説していきます。
このブログでは何度も
言っていますが、
受験勉強の最大の目的は、
「志望大学の過去問が
余裕で解けるようになること」
です。
参考書で基礎知識を習得するのも、
覚えた知識を復習するのも、
全ては過去問を余裕で解ける
ようにするためです。
よくある受験生の勘違いが、
「過去問はたまに力試しのような
感じで解くものである」
というものです。
この考えは全くもって
間違っています。
受験は、過去問を中心に
考えていかなくてはいけません。
「全ては過去問のために」
最短で合格する為には、
とにかく過去問を中心に考えて
いきましょう。
この記事では、
過去問を勉強する為に
することの全てをまとめています。
「過去問を解くことが大事なのは
分かったけど、どうやって解けば
いいんだろう?」
と思っている受験生はぜひ
最後まで読み進めて下さい。
やるべきことが全て書いています。
逆にもし今までのように自己流で
過去問をやったとしても、
100%過去問を吸収することができない
ので、「ただ解くだけ」
で終わってしまうでしょう。
それでは、過去問分析の方法
について解説していきます。
過去問分析とは、
過去問を時間をかけて分析し、
志望大学の問題傾向を100%
掴むことです。
以下が具体的な
過去問分析のステップです。
①過去問を何も見ずに解いてみる
②解き終わったら、
解答を見て答え合わせをする
③全ての問題に対して、解答の
根拠になる問題文に線を引いていく
④問題文のどこに解答の根拠が
あるかを見て、傾向を掴んでいく
⑤不足知識が何かをまとめる。
1つずつ解説を加えていきます。
まず、志望大学の過去問を1年分
用意したら、
ステップ①で何も見ずに過去問を
解いてみます。
点数は全く気にしなくて
いいので、解き終わったら、
ステップ②の答え合わせをします。
ここで、今の実力で何割点数が
取れるかを確認します。
そして、ステップ③からが
独自のやり方になり、
重要なステップになってきます。
ステップ③では、
正解した問題、不正解の問題、
関係なく、全ての問題を
分析していきます。
問題と答えを見比べて、
どこに解答の根拠があるのかを
分析して、
過去問の問題に書き込んで
いきます。
そして、ステップ④で
答えの根拠となる部分を分析し、
各大学、各学部ごとに傾向を
掴んでいきます。
同じ学部の過去問というのは、
毎年似たような問題しか出ないので、
過去問の傾向を理解しているかどうか
で、獲得できる点数は大幅に
変わってきます。
そして最後にステップ⑤。
各問題ごとに、その問題を
解く為に必要だった知識は何か
を確認していきます。
ここで不足知識があるかも
確かめていく為、時間をかけて
取り組んで下さい。
問題1問1問で、
その問題に必要だった知識、
不足している知識を洗い出して下さい。
今後は、その不足していた知識を
意識して勉強を進めることになります。
以上が、
過去問1年分を最大限活用する方法です。
「えっこんなにやり込むの!?」
と驚いた人も多いのではないのでしょうか。
僕が教える方法というのは、
「楽して簡単に難関私大へ合格する方法」
などの、努力なしで合格する方法ではありません。
合格の為には、それなりに努力してもらいます。
ただ、僕のやり方は、無駄が無いのです。
無駄が無いから、最短で合格すること
が可能なのです。
それでは、
過去問の解き方が分かったら、
さっそく1年分過去問を上記のやり方
で解いてみて、やり方を覚えましょう。
今日はここまでです。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。