英語長文にある単語をすべて覚えている必要はない
こんにちは、りゅうです。
今日は、あなたが持っている
英語長文に対する恐怖心を無くし、
次々と英語長文にチャレンジ
できるような考えを身につけて
もらいたいと思います。
まず、多くの受験生が持っている
英語長文に対しての考えの1つに、
「出てくる単語の意味が分からない」
というものがあると思います。
「単語帳で暗記したはずなのに、
長文になると意味が出てこない...」
「長文に見たことない単語ばかり
が出る...」
ほとんどの受験生は同じように
考えているので、
安心して大丈夫です。
そして、この記事に書いてある
内容を理解してもらえれば、
上で挙げた不安は
一切無くなるので、
必ず最後まで目を通して
「英語長文にはどのような
気持ちで臨めばいいか?」
を理解して下さい。
また、この記事では、
「もっと多くの単語を覚えないと
という気持ちを無くすこと」
に加えて、
「どれくらいの単語を暗記
すればいいか」を具体的に
指し示しています。
もし今ここで
英語長文の中の単語への
考えを改めておかないと、
いつまでも
英語長文への恐怖心が抜けずに、
英語の過去問で最も配点が高い
長文の練習量が少なくなって
しまうので、
理解できるまで繰り返し読んで、
100%理解するようにして下さい。
それでは、解説を始めます。
まず最初に、
英語長文に出てくる英単語に
対して持っておくべき
1つの考えを教えます。
それは、
「英語長文に出てくる全ての
単語の意味を完璧に覚えておく
必要はない」ということです。
それをわかりやすく理解して
もらうために、
日本語の文章を例に挙げて
説明していきます。
まず、以下の画像の文章を
見てください。
この文章は、医学論文の一部を引用したものです。
じっくり読まなくていいので、
サーッと目を通して欲しいのですが、
「震顫」や「運動緩徐」など、
普段見慣れない単語がいくつか
ありますが、なんとなく文章の
意味がわかるのではないでしょうか?
下の画像の黄色線で引かれた単語は
普段見慣れない単語だと思います。
かなり多いですよね。
でも、文章の意味を理解しようと
すれば理解できるはずです。
では、私たちはなぜこの文章の
意味を理解できるのでしょうか?
答えは、
前後の文脈や、単語に使われている漢字
から、文章の意味を類推して読んで
いるからです。
少し難しいと思うので、
簡単にひとことで言うと、
「単語の意味がわからなくても
文章の流れで読めるよ」
ということです。
これは、脳が自動的に意味を
補ってくれているので、
意識していることではありません。
ただ、この文章の中で、1つだけ
類推して単語の意味を補うことが
できない単語があります。
それが、最後に出てくる
「ババンスキー現象」です。
「なんだよそれ!」
って感じですよね笑
僕も意味はわかりません笑
こういう文章の中で類推できない
単語で、かつ重要な単語は、
事前に暗記しておかなくては、
文章を読むときに詰まってしまいます。
これを英語の長文にあてはめると、
なぜ長文に出てくる単語を全て
覚えておく必要がないかが
わかると思います。
長文の中で、
類推できる単語
→覚えておく必要はない
類推できない単語かつ重要単語
→覚えておく必要がある
ということになります。
色々言いましたが、
伝えたいことは1つだけです。
「英語長文の単語は、類推して
読み進めていけるものがほとんど
だから、2000単語ほどを
完璧に覚えておけば良い」
ということです。
次に、
「どれくらいの単語を覚えるべきか?」
という話に移っていきます。
これは明確に答えがあるのですが、
「MARCH・関関同立レベルの
英語長文を余裕で解けるように
なるには、2000単語が必要」
となります。
2000単語のみで大丈夫です。
それ以上でも、以下でも
ありません。
まずは2000単語を完璧に
することを目標にしましょう。
また他の記事で
なぜ2000単語覚えるべきか
なども触れていきますが、
まずは、
1、英単語2000語を覚えること。
2、英語の長文の単語は全て
覚える必要がないと理解すること。
この2つをしっかり
やっていきましょう!
それでは、
今日の記事はここまでです。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。